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年代別代表性の選挙について考える [雑感]

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今の若者の投票率の低さを改善する方法として、年代別に代表を選ぶ、と
いう記事を見つけました。

年代別代表制の選挙。いい考えだとは思うんですが、ちょっと違うんじゃ
ないかなぁ。

今は団塊世代の方々が70代に差し掛かってるんだけど、その方々が、まだ
まだ力を持っていて、なおかつ次世代に任せようとせず、いつまでも、俺が
俺がという感じで世の中を牛耳ってますね。

だから社会が硬直化して進展がないんだと思います。

だから硬直化させない、前進させるためには、年代別代表制もいいような気
がするのですが、これだと多少の強制力を使わないと効力がない気がします。

でもそれだと抵抗がありますから、かなりの反対運動が起きることは必至。

それに、高齢者の抵抗もあるでしょうしね、なにを言ってんだ、俺の言うこ
とを聞いてればいいんだみたいなね。

団塊世代が中心になっての男社会だから、女性たちも、その男社会のルールの
中で色々考えてきた。女は男を支えて家に入るべきとか、男性の扶養であれば
130万円の収入までは税金がかからない、ということで、自ら働く時間や収入
を制限したりしてきた。

でもそれが女性の立場をますます弱めていった、なんてことは意識もせずに、
当たり前のこととして認識してたわけです。

そして、企業も役人も政府も一体となって、若者の立場も弱めてきた。

企業は賃金を抑えたいわけですからね、それでいて自分たちの収入は維持した
い。役人は金を出したくない、政府は企業の言うことを聞いて票を維持したい。

利害は一致しています。

派遣法の拡大、そして残業の撤廃。みんな企業の論理じゃないですか。

安い賃金で、長時間働かすことができる。若者は立場が弱いから、言うことを
聞かないと、すぐクビになるか飛ばされる。

団塊世代の頃は、終身雇用、年功序列の世界だから、辛くてもちょっと我慢す
れば、職も失わず、給料も保証されていた。

でも、今は職の保証も、給料の保証もないわけです。企業としては、非正規で
いくらでも雇えるし、短期雇用でクビにするのも自由。

そういう社会にしておいて、今の若者はこらえ性がない、なんて平気で言う。

あんたらの犠牲者だろう、今の若い人たちは。

そして、こんな社会が良くないことは、若い人たちは気付いている。だから
自分たちではどうしようもないと、あきらめの気持ちで選挙に行かないんだ
ろうと思います。

まずは、社会の基盤づくりが先決だよ。

今の政権では無理だろうなぁ、企業の言いなりだし。そしてメディアも政府の
圧力に屈して、政府や役人の犬に成り下がっている。

若者や女性を大切にする、まともなところに政権を取ってもらわないと、日本
はどうなるものやら。

今は、唯一共産党だけだよ、言ってることがまともなの。でもなぜか嫌う人が
多いからなあ、やっぱり難しいか、変革は。


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